サンポットの灯油FFストーブが壊れた

もう外しちゃってますが、サンポットの輻射式小型FF石油ストーブFFR-384BL Mが壊れました。

2018年12月製造で設置したのは2019年4月頃、本格的に稼働しはじめたのは2019年10月頃からなので6年で壊れた計算です。
設計標準試用期間は8年って書いてあります。
壊れるの早いな。
普通に使えていたストーブがエラー03の表示で消火。
電源を入れ直してみるとエラー09の表示で消火せず。
不完全燃焼みたいなにおいがして臭い。
翌日コンセントを差し直してリセットボタンを押して試してみるも点火せず、ガラスの部分はやたらススけてるしにおいもひどい。
FF式なのににおいがする時点でどこかしらが変形を伴う不具合が出てると思われるので修理ではなく買い替えを決めました。
小型FF式石油ストーブ選び
木造住宅8畳間で使うので適用床面積木造8~12畳で探します。
なるべく安く済ませたいので薄型(スペースネオミニ、ゼータスイング)は除外。
煙突の再利用はしない

FFなので給排気管という名前だと思いますが、これをそのまま使えれば手間がかなり減りますが新しいストーブには必ず新しいのが付属していて交換必須となっているので交換します。
サンポットのストーブの排気口は他社より低い位置にあるので壁の穴自体も低く、他社のストーブに交換する場合はどうなるんだ?と疑問に思ってましたがチャンバー室(写真の壁に付いてるやつで左右が給気で下が排気)の向きは変えても問題ないようなのでそれなら何とかなりそうです。
輻射式か、温風タイプか
| 輻射式 | 温風式 | |
| 価格 | 高い(トヨトミを除く) | 安い |
| 暖房効果 | 遠赤外線じわじわポカポカ系 | 部屋全体を一気に暖める |
| 暖房範囲 | 狭いとされてるけど背面に補助的なファンも付いているのでそこそこがんばる | 広い |
| 風量 | ほぼ無風 | 強いのでホコリ舞いがち |
| 音 | 静か | ファンの音大きめ |
元々輻射式が付いていたので同じタイプでいいかなと思ってたのですがいかんせんお値段がお高い(トヨトミを除く)。音が静かで遠赤外線効果を感じながらじわじわポカポカしたいなら輻射式がおすすめ。温める範囲は狭いってことになってるけど背面に補助的なファンが付いているので広範囲もそれなりに暖まる。
温風タイプは部屋全体を均一に暖めれるが、ファンの音が若干うるさいのと風量が強くてホコリが舞うのでアレルギー持ちとかだと厳しいかも。
輻射式がいいかなと思いつつも、安くて良さげなのがあれば温風式も可。みたいな感じで探していきます。
コロナか、サンポットか、トヨトミか
コロナとサンポットはCMでもよく見かけるし有名な会社ってイメージがある。
トヨトミって何?
調べてみると愛知県名古屋市の歴史ある大企業で、今ではあたりまえのガラス円筒を採用したストーブを発明したり、ストーブ界で「世界初」をいろいろやってるすごいメーカーでした。
| 輻射式 | 温風式 | |
| コロナ | 108,000円(FF-VT4225P) | 68,000円(FF-VG42SK) |
| サンポット | 86,679円(FFR-3811BL C) | 59,800円(FF-4212TL D) |
| トヨトミ | 57,115円(FR-V3624) | 60,575円(FF-3624) |
記事書いた日に一番安かった各社のストーブの価格です(価格.comより)。
どのタイプであれコロナが一番高い。
輻射式はメーカーによる値段の差が大きいが温風式になるとそれほど差がない。
トヨトミだけ輻射式の方が安いという逆転現象が起こっている。
トヨトミのデメリットだった排気管経の違いは最近統一されつつあって、上記機種は他社と同じD40が使われているので排気管を延長したい場合にパーツの入手が容易です。
相場感もわかり、6万円前後で買いたいという明確な指標ができたので表の太字の3種に絞ります。
灯油の消費量を気にしてみる
| コロナFF-VG42S | サンポットFF-4211TLD | トヨトミFR-V3624 | |
| 燃料最大消費量 | 0.473L/h | 0.472L/h | 0.407L/h |
| 燃料最小消費量 | 0.195L/h | 0.15L/h | 0.139L/h |
1時間あたりの灯油の消費量です。
最大は冷えた部屋を一気に暖める能力(最大暖房出力)とほぼ比例します。
実際には24時間点けっぱなしにするので瞬発力よりも細く長く点いててくれた方が人間も快適で燃費も良いはずなので、我が家の使い方だと最小消費量が少ない方がメリットがあります。
高いと思っていたコロナに手の届く感じですが、パワーは求めてないので今回は却下。
サンポットは無難なメーカーってイメージがあったけど今回のちょっと早い故障と、使い始めて4年で点火ヒーターが壊れた件と、壊れやすいというイメージがついてしまったので却下。
諸々考慮した上で今回はトヨトミの輻射式を購入。
他社が1年保証なのに対しトヨトミだけ3年保証なのと、室温を徐々に20度まで下げるエコモード(特許)が決め手となりました。

左がトヨトミ、右がサンポット。
トヨトミ角ばってるなー。
デザインはサンポットの方が近代的な印象です。

厚みも結構違います。
多少存在感がアップしてしまう感じは否めませんが、中の部品が窮屈に収められてるよりゆとりがあった方が壊れづらいというのも少なからずあるだろうと予想してます。
次回は取り付けです。

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