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【特別展】ポーラ美術館コレクション展 モネからピカソ、シャガールへ
美術、芸術への知識も感性もなにもない私が、絵から何かを感じ取ることができるか第二弾は、
【特別展】ポーラ美術館コレクション展 モネからピカソ、シャガールへ
です。
モネ → 聞いたことがあるような気がする。
ピカソ → 聞いたことがある。
シャガール → 聞いたことがない。
そんなレベルの私ですが、「あまり難しく考えずに楽しんでくる」をテーマに、今回も行って来ようと思います。
公式サイトはこちら。
開催は2016年7月2日(土)~8月28日(日)まで。
北海道立近代美術館(札幌)の場所
住所 札幌市中央区北1条西17丁目
駐車場はありませんが、北1条通をはさんだ向かい側にコインパーキングがたくさんあります。
2丁離れたところにある、ビッグシャイン88北1条駐車場(北1条西15丁目)を利用すると120円分の割引が受けられます。
北1西17がまるっと美術館の敷地で、木に囲まれています。
ポーラ美術館コレクション 感想
1、印象派の誕生:モネとルノワール
素人が見ても美しい、心にすっと入ってくるような絵が多かったです。
最近写真を撮る時の構図を結構真剣に考えるようになってきたせいか、かなり構図を意識して見ていたような気がします。
このコーナーの絵は本当にどれもこれも素敵で、作品リストを見返すと作品名で絵を思い出すことができる絵がたくさんあります。
油彩ってこんなに立体的に見えるのねということを知りました。
2、印象派を越えて:セザンヌ、ゴッホ、ゴーガン
難しい絵が多くなってきます。
これは部屋に飾りたくないなとさえ思えるような、なんともいえない暗い印象を受けるような絵が多い中、見た瞬間何とも言えばい衝撃を受けた絵がありました。
今回のコレクションで唯一のゴッホ、フィンセント・ファン・ゴッホの「ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋」です。
こんなところに赤を使うなんて、ズルい。
3、象徴主義と新印象派:ルドン、シニャック、クロス
新しいことに挑戦しようとしてるんだなというのが伝わってくるような絵が多かったです。
パッと見であまり好きじゃないなと思った、オディロン・ルドンの「イカロス」。
見てるうちにじわじわきます。オレンジ色に吸い込まれそうになります。
このコーナーは全体的にじわじわくるのが多かったかも。
4、20世紀の前衛芸術:ヴラマンク、マティス、マルケ
モーリス・ド・ヴラマンクの、バナナがいっぱい!みたいな描き方の絵があったと思うんだけど、あれすごく好きでした。
あと他に2枚くらい「黄色!」って感じの絵があって、ってのを覚えてるあたり、私は黄色い絵が好きなんだと思われる。
ハッピーヽ(o゚ω゚o)ノって感じがします。
最後の方に、ドーンと衝撃を受けた絵が1枚。
エドヴァルド・ムンク「犬のいる自画像」
これってあの、ムンクの叫びで有名なムンクなんだろうか。
5、色彩と造形への挑戦:ピカソ、ブラック、シャガール
パブロ・ピカソ「男の胸像」 なんか気持ち悪くて、本気で嫌だと思った。
パブロ・ピカソ「帽子の女」 正面も側面も背面も、ピカソには全部見えてるのかな。
あと、シャガールの絵は自由すぎて何が何だかどうなってるんだかって思いつつも、見れば見るほど新しい発見があるような気がして、ずっと見てても飽きないだろうなと思いました。
平日でも混んでます
自分のペースで見れない。並んで前の人が見終わるのを待ちながら鑑賞するのははじめてでした。
混んでいても一定のペースで進んでいく分にはストレスはないのですが、
・急に順番を抜かす人
・飛ばし飛ばし、行ったり来たり、自由すぎる人
・後ろから忍び寄り、鼻息を噴射してくるおじさん
・後ろ詰まってるのに何分経っても進む気配のないアベック
このあたりがなかなかのストレスで、疲れました(´Д`)
もしかすると、午前中の方がもっと空いててゆっくり見れたりするのかもしれません。
観覧料は、一般1300円、高大生700円、中学生500円。
リピーター割引あるみたいなので、来月もう1回行ってこようかな。
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