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ニジイロクワガタの幼虫を菌糸ビンに投入します。

前回の記事はこちら。

ニジイロクワガタの繁殖 割り出しです

 

ニジイロクワガタの幼虫を菌糸ビンに投入します

前回の割り出しでニジイロクワガタの幼虫が23匹と卵1個が取れました。

ニジイロの幼虫は発酵マットでも菌糸ビンでもどちらでも問題なく育つようですが、菌糸の方が大きくなるようなので今回は菌糸を使ってみようと思います。

いや、違うな。菌糸をメインに、発酵マットも使ってみます。です!

 

菌糸の種類をどうするか

オオクワガタで本気でサイズを狙う時は神長きのこ園の菌糸を使いますが、それなりにがんばってくれ!という時は北斗恵栽園さんの菌糸を使います。

何でも結構安い。道内だから送料も安いし、注文する時間次第では翌日に到着するという便利さです。

購入するお店は決まっても菌糸の種類が、

・ヒマラヤヒラタケ菌

・オオヒラタケ菌

・タダノヒラタケ菌

・カンタケ菌

・カワラタケ菌

5種類もあるのでどれを使えばいいのか悩みます。

今まで菌糸で育てたことがあるのは、オオクワ、コクワ、アカアシくらいなので、カワラタケ菌には縁がありませんでしたが、他は一通り使ってみたことがあります。

ニジイロクワガタにはどの菌糸がいいのか調べてみましたが、情報が少なく結論は出ませんでした。

ということで全種類使って比べてみようと思います。

 

きのこが出やすいという噂の菌糸はやっぱり出る

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ジャジャーンと菌糸5種類×4個 計20個の菌糸ビンというか、プリンカップです。

プリンカップは幼虫にかじられて穴あけられたり(ミヤマクワガタで経験あり)、こんなフタにたいした気密性はないだろうとそのまま使ってみたら幼虫が仮死状態?になっていたことがあったりと、あまりいいイメージはありません。

ってか後者はフタに穴を開けなかった私のミスなんですが、千枚通しでアタタタタといっぱい穴を開けてもきのこで塞がってしまうなんてこともあるのかなと思うとやっぱり気が進まない。

とはいえ800ccの菌糸ビンは1本300円、860ccのプリンカップは1個200円。

その差100円。そしてプリンカップの方が60cc大きい。

そもそも全部発酵マットでもいいかなと思ってたくらいだし、プリンカップでも菌糸を使うだけ贅沢飼育だ。

背に腹はかえられないし、今回はプリンカップで挑戦です。

 

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きのこが出やすいとの噂のヒマラヤヒラタケ。

うちは温度管理はほぼないに等しいのできのこリスクは高めな環境です。なのでこの手の菌糸は避けたいところなんだけど、北斗恵栽園さんの紹介文のところの飼育実績に、ニジイロクワガタ 66.85mm なんてのがあるからスルーできませんでした。

 

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到着して3日後、もうこんなにきのこちゃんが出ちゃってます。

 

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こちらはオオヒラタケ。ヒマラヤほどではないけど、ちょっときのこ出てます。

 

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カワラタケ菌糸のこの得体の知れない感じ、結構好きかも。

うちのニジイロクワガタはカワラタケ菌糸ででかくなったよってどっかに書いてあったきがするので、物は試しです。

 

タダノヒラタケとカンタケは、何事もなく、平穏です。

 

菌糸ビンに入れる幼虫のサイズ

このサイズになるまで待ってたとか、そういうことではありません。

菌糸ビン(ってかプリンカップだけど)が届いて準備OK!ってなった時に、たまたまこんなサイズでしたって話です。

 

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一番大きくてこのサイズ。

 

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一番小さいのでこのサイズでした。

サイズがばらつかないように、なるべく万遍なく5種類に振り分けます。

 

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この子が怪我を(´Д`)

酸欠にならないようにフタに目打ちでいっぱい穴を開けたのですが、フタをじゅうたんの上に置いてアタタタタってやるんだけど、フタの構造上上から下に向かって穴を開けるので、穴を開けたことによってちょっとめくれた部分が内側にとんがって出ちゃってそれが刺さってしまったようです。。

体液出てしまってたのでもうだめかと思いましたが、後日底の方で食痕を確認できましたのでなんとかなったようです。

これから気をつけよう。

 

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ほら、こいつも危ない方向へ。

もっと深い穴を開けて幼虫を入れてやればフタの隙間に入っていくことはなさそうです。

潜ってしまえばよっぽどトラブルでもない限り上に出てくることはほとんどないし。

 

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温度管理をしないとはいえ、この程度の工夫は一応します。

発泡スチロールの箱に入れて、毛布を被せて熱帯魚用の温度計で中の温度をモニタリングします。

これのセンサー部分を中に入れて、本体は毛布の上にでも置いておけばOKです。センサー部分の温度だけじゃなく、切り替えると本体部分の温度もわかるのと、温度の最高と最低も見ることができます。

幼虫が置いてある部屋は、人が活動している時間帯はストーブを焚いているので23度前後、就寝中はストーブを消すので一番寒い2月とかだと10度くらいまで下がりますが、この発泡スチロールの箱&毛布のおかげでほぼ17度前後をキープしてます。

本当はもっとあったかい方がいいんだろうけど、急激な温度変化がないだけでも多少は幼虫に優しく、そしてきのこボン!のリスクも減るのかなと思っています。

 

続きはこちら。

ニジイロクワガタの幼虫を菌糸ビンから発酵マットへ交換(2本目)

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