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中古住宅購入記②ご近所に聞き込みをして再度値段交渉

前回の記事はこちら。

中古住宅購入記①きっかけから内見、値引き交渉まで

 

中古住宅購入記②

親父殿による値引き交渉は「まだ出したばかりなので。」という理由であえなく撃沈となりました。

 

隣近所に聞き込みをする

たまたま隣のおばさんが外で雪かきをしていたので話しかけてみたらなんとうちの娘の同級生の家で、いろいろ教えてくれました。

 

・近隣住民は良い人ばかり。

これは朗報。

 

・この物件はもう1年位?売りに出ているが全然売れない。

売り出したばっかりってどういうことなんだろう。。あと前の所有者がこの物件を購入した時の価格もこっそりおしえてくれたぞw

 

・物件に最後に住んでいた人がかなりの変人で周囲とトラブルを起こしていた。

よく見たらあっちこっちに「防犯カメラ設置」「録画中」などのステッカーなんかが貼ってあります。私の経験上でもそういうことするのは変な人が多い。

 

・物件の裏の住民と雪の問題で揉めている(現在も)

物件の屋根が三角屋根で、屋根に積もった雪の7割くらいが裏に落ちるような設計になってます。その雪が裏の家の壁や窓まで行ってしまうらしい。

 

雪の件がかなり大きな問題だな。

ということで裏の家の住民にも話を聞きにいってみるとなんと!息子の同級生の家でしたw

物件の前の所有者とはかなりトラブっていたようで、それはお気の毒だ。。というような話をたくさん聞きました。

雪の件も元々屋根に雪止めの金具が付いていたのに外してしまったらしい。

前の前の所有者の時は屋根の雪止めが付いていたんだけど、それでも裏の家の敷地まで雪が行ってしまうから定期的にママさんダンプで表に雪を運んでいたそうだ。

これは屋根の雪止めではなく、雪止めの柵を付けないと安心して住めないな。

通りすがりの建築屋さんにちょっと相談してみたら、

「これだけのロングスパンでちゃんとした雪止め柵建てるってなったら100万円コースだよ。」

ひゃひゃひゃひゃひゃくまんえん(´Д`)

 

予算と必要経費を整理してみる

買う側としては安ければ安いに越したことはないんだけど、家を買うのに必要な経費の合計が予算内に収まるのであれば値引きなしで買ってしまってもいいんじゃないだろうか。

あーだこーだ言ってるうちに別の人が買ってしまう可能性もあるわけだし。

よし、計算してみよう。

 

物件価格

不動産屋の広告や不動産検索サイト等は基本的に、家、土地、それにかかる消費税の合計額が表示されています。

 

仲介手数料

売り主が別にいて買い手を探してきたなら間に挟まった不動産屋が仲介手数料を取るのはわかるんだけど、自社物件を売るのに仲介手数料ってなんだ?

なんだか腑に落ちないけど取引価格の3%+6万円がかかるらしい。

 

登記費用

建物と土地の所有権を移転登記させるための司法書士報酬。今回は15万円だそうだ。

 

融資費用

ローンを組む場合は、印紙代、融資手数料、保証料、火災保険料、諸官庁事務手数料、合計でざっくり50万円かかるそうですが私は現金一括で買うのでかかりません。

でも火災保険は掛けないとだめか(20万円ほど)

 

修理、交換が必要なもの

ストーブ、ボイラー、エアコン、キッチン、トイレ、その他諸々備え付けてあった家電製品等は全て動作保証が付いているので、引渡し時に不具合があれば全て修理または交換しますとのことですが、居間のストーブと2階のストーブ(2つある内の1つ)は製造から20年近く経っててかなり古いから問題なかったとしても交換したい。

ボイラーも耐用年数(10年)を過ぎているし、今うちで使ってるのがつい最近交換したばかりの新品なのでそれをこっちに持ってきて交換したい。

居間のストーブは床暖房も付いているしちょっと高そうなタイプのやつだから20万円くらいかな。

2階のストーブは小さいやつからさそれほど高くないだろう。ボイラーの交換工賃と合わせて10万円くらいでいけるんじゃないかと。

それ以外は特に心配なところはないので、合計30万円くらい見ておこう。

 

雪止め柵

裏の家に「雪止め柵付けた方が安心ですよね」と聞きに行ったら、

「人が住めば屋根の雪も多少溶けるだろうから、たまにちょっと雪取ってやれば大丈夫だと思うんだけどねー。」

と言ってくれたのは多分気を使ってのことでしょう。めっちゃお金掛かるのはわかってるだろうし。

ここ数年雪が少ないからみんな忘れちゃってるのかもしれないけど、この地域は1日でジムニーのタイヤが完全に埋るくらい降ることがある。

2日で1m、1週間で2mとか積もる時がある。

そうなったら家の表の雪かきだけでいっぱいいっぱいで、裏の雪の処理になんて手が回らない。

雪が多いと普段温厚な人でもピリピリムードになってくるし、そんな時に自分ちの屋根の雪が原因で裏の家の窓ガラスが割れたなんてことになったらって、想像しただけでキツイじゃないですかw

なので安心して住むためにこれは必須と考えます。

値段は高いけど、基礎をケチれば雪の重みで倒れてしまうかもしれないし、高さをケチって肝心な時に事足りなかったらバカみたいだし、これは付き合いのある鉄工所にお願いしてちゃんとした物を建てる予定。

 

まとめ

物件価格   880万円

諸経費     50万円

火災保険    20万円

ストーブ等   30万円

雪止め柵   100万円

合計    1080万円

 

予算は1000万円なので80万円オーバーか。

 

( ゚д゚)ハッ!

前回親父殿が値引き交渉した時の金額と一緒じゃないか!

もしやそこまで計算を、、

絶対違うなw

 

あとちょっと気になってるというか引っかかっているのが、前の所有者がこの物件を800万円で購入したらしいんですよ。

4~5年前に800万円で売れた家が逆に高くなるってどういうことだ?

 

2度目の価格交渉へ

売れるまでしばらくの間毎週末オープンハウスをすると言っていました。

この日は2週目のオープンハウス。

どうですかーと聞きに行くと、2回見に来てくれた人がいるものの買うとか買わないとか具体的な話ができたのはうちだけとのこと。

交渉事で自分が不利になるようなことは言う必要はないと思うんだけど、どうやらこの営業マンそういった駆け引きをする気は全く無いらしいw

 

「前の所有者が800万円で購入したって話を聞いてしまったんだけど、それから古くなってるのに値段が高くなったのはなぜ?リフォームが結構大規模だったとか?」

→リフォームは一部壁紙の貼り替えと、あと網戸を直したくらいです。

 

「裏の家と屋根の雪の問題で揉めてるのは知ってますよね?不動産屋に裏の雪を取ってくれってお願いしたらやるって言ったのに表の雪だけ排雪して裏はやってくれなかったって怒ってましたよ。」

→はぁ。。

 

「元々屋根に雪止め付いてたのに前の所有者が撤去しちゃったらしいんですよ。雪止め付いてても裏の家まで雪が行っちゃうのに、外しちゃったもんだからズドーン!って派手に落ちてくるようになって、窓ガラスに直撃したりすることもあるから怖いって裏の人言ってましたよ。」

→そうですか。

 

「だからこの物件でそういう事故がないように安心して住むためには雪止めの柵が必要で、それを建てるとなったら結構お高くて100万円くらいかかるみたいなんですよ。そんな出費も考慮したらどうしても予算オーバーしてしまって。そこら辺考慮していくらか安くなりませんか?」

→上司に相談してみます。

 

「値引き交渉とかって、上司に怒られたりするの?」

→何にも話がない方が怒られますので、値引き交渉でも何でも話があった方がいいです。

 

「居間のストーブ新品になったみたいなので、ストーブ買う予定だった分の予算を物件価格に回せるので前回800万円でお願いしたけど820万円でも大丈夫です。他にも譲歩できる部分もありますし、歩み寄る努力はするつもりです。逆にいくらまでなら値下げできるっていう提示でもいいので価格の件ご検討お願いします。」

→明日の会議で上司に相談しますので、結果は連絡します。

 

 

ということで、連絡待ちとなりました。

続きはこちら。

中古住宅購入記③ポンコツ営業マンにキレる

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