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迷惑メールが巧妙化。油断してたらマジで引っかかりそうです。

巧妙な迷惑メールその1 連名で送信

差出人: lavender@docomo.ne.jp

件名: 見積FAX依頼

宛先: お専務@会社名.jp 社長@会社名.jp

本文: なし

添付ファイル: (20160606_347982619)PDF.zip

 

ポイントは、私と社長に連名で送っている点。

メールアドレスのリストから同じドメインのアドレスを探して、同じメールを同時に送るというだけのことなのですが、

「おっ、社長にも一緒に来てるメールだから知り合いかな?」

って一瞬思ってしまいました。

複数の宛先に一斉送信するような迷惑メールは昔よくありましたが、最近は大抵1件ずつのパターンが多くなり、そんな中で自分の知り合いも同時に送ってくるやつですよ。

巧妙だ。

 

巧妙な迷惑メールその2 それっぽいメールアドレス

差出人: info_ems@postal.japanpost.jp

件名: (文字化け)

宛先: 問い合わせ用@会社名.co.jp

本文:

*拝啓*
配達員が注文番号*( 802132304883075 )*の商品を配達するため電話で連絡を差 し上げたのですが、つながりませんでした。
従ってご注文の品はターミナルに返送されました。
ご注文登録時に入力していただいた電話番号に誤りがあったことが分かりました。
このメールに添付されている委託運送状を印刷して、最寄りの郵便局 – 日本郵 政取り扱い郵便局までお問い合わせください。

敬具

EMS(国際スピード郵便) – 郵便局 – 日本郵政

添付ファイル: 文字化け.ZIP

 

件名や添付ファイル名が文字化けしているのでパッと見で迷惑メールだとわかるパターンですが、日本郵政を名乗り、それっぽいメールアドレス(ドメイン)を取得し使用している。

本文の内容も、拝啓だの敬具だのとおかしな部分があるのですが、個人輸入で何かを注文してそろそろ届くタイミングでこのメールが来たら添付ファイルを開いてしまう人もいるのではないでしょうか。

これも巧妙だ。

 

巧妙な迷惑メールその3 日常であり得る感じのメール

差出人: okan@docomo.ne.jp

件名: FW: Scan Data

宛先: お専務@会社名.jp

本文:

別メールで送信しました暗号化ファイルのパスワードをお知らせします。

件名 : FW: Scan Data

パスワード : SsYnmachdL1i4aZA

よろしくお願いします。

添付ファイル: scan.zip

 

心当たりがないのにZIPファイルを開くなんてことがありえるのか?と思いつつも、ビジネスではよくあるような内容だし、引っかかる人がいるから送る方もやめないんだと思います。

なんかこれだけそんなに巧妙でもないな(´・ω・`)

 

なんにせよ、心当たりがあってもなくても差出人が間違いなく知り合いです!って時以外に添付ファイルを開くようなことは絶対にやめましょう。

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