DIY!ジムニー(JB23-9型)ラジエーター冷却水(クーラント)交換

ジムニー(JB23-9型)ラジエーター冷却水

ジムニーの冷却水(LLC)は、新車時はスズキ純正スーパーロングライフクーラント(青)が入っていて初回7年(シビアコンディションだと6年)又は15万キロのどちらか早い方、以降は4年又は75,000キロのどちらか早い方となっています。

うちのジムニーは今年の夏で7年、走行距離は9万キロ。

冬の雪道走行を考えるとシビアコンディションなので交換時期か。

クーラント(LLC)交換の注意点

クーラントの交換をやったことがないのでちょっとビビってますが、いろいろ調べた結果注意点が4点ありました。

クーラントが冷えてから行う

クーラントが熱くなっている時にラジエーターキャップを外すと沸騰した熱い液が吹き出して火傷をする恐れがありますので、必ずエンジンが冷えている時に行います。

一度に全てのクーラントは抜けない

ドレンコックを開けただけでは全てのクーラントは抜けきれずに中に残りますので、ドレンを閉めて水(水道水でOK)を満量まで入れてエンジンをかけ、水が循環したらエンジンを切ってドレンから水を抜く。

これを繰り返すことでクーラントの色がどんどん薄くなって最終的にはほぼ透明になります。

エア抜き

クーラントはエンジンとラジエーターを行ったり来たりしています。

その通り道は狭くて複雑なので、空の状態からクーラントを入れただけでは中に空気が溜まってしまうことがあります。

多少の空気であればラジエーターキャップのところから抜けて、足りない分のクーラントはリザーブタンクから吸い上げるので勝手に問題解決されるのですが、中に溜まった空気の量があまりにも多いと最悪オーバーヒートすることもあるらしい。

これに関してはエンジンオイルの量のようにこうなってればOK!っていう明確なサインがないのと、ググった感じでもやり方はみんなそれぞれって感じだったのでちょっと不安が残りました。

使用済みクーラントを正しく廃棄処分する

クーラントの主成分のエチレングリコールは人体に有害で、体内に一定量を超えて入ると死んでしまいます。配合されている防錆剤も有害です。

法律でも禁止されています(産業廃棄物処理法、PRTR法、水質汚濁防止法。海洋汚染防止法)。

ですのでそこら辺に撒いたり、下水や側溝に流したりしてはいけません。

販売店やスタンドで引き取ってもらうか(店によって有料だったり無料だったりするらしい)、自治体によっては燃えるゴミで出して良いところもあるようです。

燃えるゴミで出す際はこんなの使って固めると処分が楽になります。

交換方法 手順

ジムニーJB23のクーラントの規定量は4Lです。

使ったクーラント

純正品は高かったので、今回は556でおなじみのKUREのクーラントを使用しました。

希釈せずそのまま使えるタイプです。

873円×2本=1,746円(2019.05.12現在)で4年又は10万kmまで使用できますのでお得です。

交換前。リザーブタンプのクーラントも結構減ってます。

古いクーラントを抜く

ラジエーターを下から見上げるとドレンコックが見えます。

上から見ても見えました。

ドレンコックの下に廃クーラント受け(今回はバケツ)をセットしたら、コックを反時計回りに回して緩めていくと古いクーラントがチョロチョロ出てきます。

かなりゆっくりですが、ドレンコックが抜けるほど緩めてしまうとバケツに収まらない勢いでドバドバになってしまいますので気長に待ちましょう。

リザーブタンクの清掃

リザーブタンク内のクーラントを出すと、底に黒い汚れがこびりついてましたので清掃しました。

いくらかきれいになりました。

水道水を入れて抜く を繰り返す

これが最初に抜いたクーラント。かなり汚れて黒っぽくなってますね。

抜けたらドレンコックを閉めてラジエーターキャップを外したところから水道水を入れてエンジンをかけます。

この時車内のヒーターを一番暑い方へ。

そしてエア抜きの手順をやってみると(後で書きます)、

「おっ!ここをこうするとこんなに空気がボコっと出たぞ!」

って感じでコツを掴めると思いますのでこの時に練習してください。

水温が上がってサーモが開いてアッパーホースが暖かくなってきたらエンジンを切って再度ドレンコックから水を抜きます。

2度目の排出(水を入れて1回目)

想像してたより青いな。

ということで同じ手順を再度繰り返します。

3度目の排出(水を入れて2回目)

若干の青っぽさはありますが、思ってたより時間を食って周囲が暗くなってきたのでこれにて終了。

ドレンコックのOリング交換

今回は用意ができなかったのでやってませんが、できればドレンコックのOリングも交換した方が良いです。

多少使いまわしても問題ないとは思いますが、100円程度の部品ですのでケチらずに交換しましょう。

クーラントと添加剤を入れる

ちょうどいい漏斗があったので使用しましたが、なければ2Lのペットボトルの上10cmくらいを切ったものとかで代用できます。

クーラントの冷却性能、防錆性能を強化する目的で添加剤も入れました。

今回使ったのはこれ。

本当はワコーズのクーラントブースターを使う予定だったのですが、調べているとこのクーラントリカバリーと中身が同じでワコーズの方がOEMだとの書き込みが多数あったので安い方を購入しました。

ラジエーター容量5~10Lに対し1本(300ml)とのことなので4Lのジムニーに1本は多いことになりますが、多少多く入れても問題なさそうな気もしますが残しておけば他の車にも使えそうだったので今回は半分にしておきました。

エア抜き方法

ラジエーターとエンジンをつないでいる太めのホースが複数ありますので、それをモミモミしてください。

ボコボコと空気が上がってきます。

あっちをモミモミ、こっちをモミモミ、空気が抜けて少なくなったクーラントを足して、またあっちをモミモミ、こっちをモミモミ。

抜ける量は少なくなってきますが、でなくなるまでしくこく繰り返します。

エンジンをかけると注入口がシュワーっと泡立って、すぐに消えていきました。

エンジンを掛けた後もちょいちょいホースを触ってみて、アッパーホースが暖かくなってきたらビチビチまでクーラントを入れてキャップを閉めたら任務完了です。

ラジエーターキャップも交換

外したキャップはサビもなく思ってたよりきれいでしたが、消耗品ですしリザーブタンクのクーラントもちょっと減っていたので新品に交換しました。

純正と同じ加圧弁圧:108kPa(1.1kg/㎠)のものにしました。

リザーブタンクにクーラントを入れる

MAXとMINの線がありますので、MAXに合わせてクーラントを入れます。

翌日通勤で20kmほど走った後リザーブタンクを確認してみると1センチほど減っていました。

まだこの分だけ空気が入っていたということですね。

またMAXまで入れてその後は全く減らないので問題なさそうです。

感想

今回抜いた古いクーラントです。

全部で3.7リットルくらいでしょうか?

やることは、抜いて入れる。ただこれだけですし、エア抜きだけ気をつけていればそれほど難しいことはありません。

今回は工具も一切使ってませんし。

(ドレンコックが固着してたりしたらプライヤーとかを使いたくなるかもしれませんが、今回はハンドパワーで何とかなりました。)

車種によってはエア抜きプラグ(エア抜きニップル)なるものがあって、空気の抜けづらい場所についていてそこを緩めてやると空気が抜ける仕組みになっているようですが、ジムニーの場合は情報が見つけられなかったので、

ない or あるけどみんな使ってない

のどちらかと思われます。

ディーラーや量販店でやったら1万円近くする内容が今回はDIYで材料費3,662円(クーラント4L、添加剤、ラジエーターキャップ)でできました。

自己責任というリスクはありますが、自分でやるのもなかなか楽しいですよ!

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