20アルファード異音修理
先日ビスカスカップリングの異音修理で整備工場に出した際に、
「なんかコトコト異音がしてて、時間がなくて場所特定まではできてないんだけど多分スタビリンクじゃないかと思うんだけど」
と言われました。
スタビリンクは前に自分で交換したぞ?って思ったけど、あれからもう7万キロとか走ってるのでダメになっててもおかしくはない感じだ。
スタビリンク交換
基本的には17ミリのナットを外すだけです。
ナットが供回りした場合は6ミリの六角レンチを使います。
前回は六角の穴がサビでダメになっていてナットが外せなかったのでグラインダーでぶった切りましたが、今回は六角使わずに普通に外れたのが3ヶ所、六角使ったのは1ヶ所だけ。
締付けトルク(規定トルク)は74N・mです。
ジャッキアップしてもいいですがスロープでも作業は可能です。
純正品番は 48820-42030 ですが、2本で1万円とかしちゃうのでGMB製を使います。
GMBだと2本で4000円程度です。
以前買った時は同じ品番だったのに違う物(マイナーチェンジされた?)が届きましたが、今回は同じ物が届きました。
GMB製 GSL-T-38 1001-06801
中身はこんな感じ。
外してみたら1ヶ所ブーツ破れがありました。
ってかそんなことよりスタビライザー自体がガタガタじゃないですか!
原因はスタビリンクじゃなくスタビブッシュだったようです。
スタビブッシュ交換
純正品番48815-28200
純正品番48815-28210
左右で品番が違います。
1本だけ緩めてあるボルトが付いてるとこのプレート。
17ミリのボルトが4本×2(左右)を外します。
外したボルトとプレート。
せっかくだからシャーシブラック吹いておきます。
スタビブッシュが見えました。
このまま外せないこともないようですが真ん中のアンダーカバーを外した方が簡単に交換できます。
クリップで5ヶ所留めてありますが、気を付けて外しても経年劣化でクリップが壊れちゃうので前方の3本は残したまま後方の2本だけ外しました。
これでもやらないよりはかなり楽にブッシュの交換ができます。
新旧比較写真をみんな必ず掲載してるけど、こんなに違ったらそりゃ見せたくなるよね。
古い方ガバガバなんだもん。
こんな状態でスタビライザーがガチャガチャ動いていたらそりゃスタビリンクのブーツも破けますよ。
元に戻す際のボルトの規定トルクは87N・mです。
交換後異音は完全になくなりました。

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