釣り用の自転車が欲しい
ステイホーム。
釣りもダメと言われています。
私が家の近所でやるナマズ釣りではキツネに会うことはあっても人に会うことはないですし、直行直帰なら問題ない判断しました。
運動不足を解消したいので、今年は自転車でがんばってみます。
自転車の条件
車種 MTB
私のナマズフィールドは半分くらいが砂利道なのと、ママチャリでは厳しそうな悪路も多いのでMTB(マウンテンバイク)で探します。
予算 総額10万円以下
5万円以下で売られているMTBはいわゆる「ルック車」と呼ばれ、形こそMTB風ですが実際に悪路を走行する性能はないのでそれらは却下。
本格的なMTBとなるとメーカーにもよりますが、エントリークラスの最下位でも6万、7万、8万円。ちょっと小物も付属したりするとあっという間に10万円コース(´Д`)
ちなみに上位機種は普通に100万円超えます。エンジン付いてるバイクよりたけーっすw
本格的に山を走りたいわけではないのでここはなるべく安く、どんなに高くても総額で10万円は超えないという予算設定をしました。
フレームサイズ これ一番大事
私の身長は190センチ。
背が高い。高すぎていろいろ不便です。
大人になってからサイズの合った自転車に乗ったことは多分なくて、窮屈な思いをしてきました。
ただ今回買おうとしているMTBのメーカーの多くは海外製(欧米)。でかいのがあるんです。
自転車のサイズってタイヤサイズで決まるものかと思ってたけど、そうではなくてフレームサイズで決まるらしい。
私の身長に合うフレームサイズを作ってるメーカーはたくさんありますが、カタログにあるからと言って国内に在庫があるかどうかは微妙です。
でもここは妥協しちゃダメなポイントだと思うので、もし合うのが見つからなければ購入自体を諦めるか、2万円くらいのママチャリを買うことにしよう。
タイヤサイズは29インチ
MTBのタイヤサイズの主流は27.5インチと29インチ。
それぞれに良い点があり、メーカーによっても推しサイズはバラバラです。
これの選び方は乗った時のサイズ感ではなく、タイヤサイズが大きければより楽に段差を超えることができ、小さければよりクイックリーに曲がれるということで乗り方や好みに合わせて選ぶと良いらしい。
私は登山道みたいな険しい道を走るわけでもなく、ほぼほぼ砂利道走行なので大きい方が良さそうだ。
目星をつけたMTB
実際にお店に行く前にネットで情報収集した結果浮上したのは次の3機種です。
トレック マーリン7
定価78,000円(税込み85,800円)
アメリカのメーカーです。
ロードバイクの世界王者アームストロングと言えば自転車に興味のない私でも名前は知っていますが(その後ドーピングバレたよね)、彼が使っていたのがこのトレックの自転車でした。
このマジョーラっぽいカラーがめちゃめちゃかっこよく、購入条件も全て満たしていますが残念ながら今後の生産分も含めて完売だそうです(´Д`)
赤なら今注文すれば1ヶ月後に入ってくるよって言われたんだけど、そんなに待てないので諦めました。
ちなみに私に合うフレームサイズはXLで、身長186~196cm(目安)とのこと。
GT アバランチェスポーツ29
GT Avalanche Sport 29(公式サイトに飛びます)
定価71,800円(税込み78,980円)
こちらもアメリカのメーカー。
トレックは店頭のタブレットですぐメーカー在庫の確認をしてくれましたが、こちらはどういう仕組なのかわかりませんがその場で確認はしてもらえず、後日電話でご連絡となりました。
水色があったら買おうと心に決めていたのにそっちは在庫なしで黒ならあるらしい。
黒に黄色文字、なんか好かんのよ(´Д`)
私にとっては安い買い物ではないのに妥協するのも嫌なのでこちらも諦め。
GTの場合私に合うフレームサイズはLで185~195cm(目安)です。
XLだと195~205となってしまうらしい。
やっぱスケールが違うな欧米は。
スコット アスペクト2 960
定価68,000円(税込み74,800円)
スキーのストックのイメージが強いスコットはスイスのメーカーです。
かっこいい!とは思いませんでしたが、低価格なのにシマノパーツをふんだんに使っていてコスパが良いらしい。
釣具の印象が強いシマノですが釣具の売上は全体の2割程しかなく、約8割は自転車部門の売上で、業界では「自転車業界のインテル」とか言われています。
身長目安のところにはLなら170~180ちょいくらいまでと書いてあったので、恐らくXLで事足りるであろう。
却下されたメーカー
コナ、キャノンデール、ジャイアント、メリダ、ビアンキ、
などなど。
一応見るには見たけど予算が合わなかったりピンと来なかったりで却下されました。
札幌でお店探し
大型店、老舗、プロショップっぽいところまで何店舗か行きましたが、
・接客の押しが強い
・逆にあっさりしすぎててあまり提案がない
というような特色はそれぞれあるものの、
・感じが悪い
・敷居が高い
と感じるようなお店はありませんでした。
・自分が欲しいメーカーを取り扱っているか
・自分とフィーリングが合うか
決め手はこの2点だと思うので、自分で実際に行ってみることをおすすめします。
スペシャライズドとの出会い
トレックのマーリン7もGTのアバランチェスポーツも欲しいカラーは在庫なし。
じゃー次なるはスコットだな。
スコットの取扱店でうちから近いのは、、って感じで選んだのが東苗穂にある札幌じてんしゃ本舗さんでした。
購入条件、使用用途、カラーやデザインの好み、あとサイズの問題もありなかなか良い自転車に巡り会えないという話をしたところ、
「スペシャライズドってメーカーにピッタリなのがあるんですがフレームサイズが合うかどうか。。」
スペシャライズド?
「多分気に入っていただけるのではないかと思うのですが、問題はフレームサイズがLまでしかないのでそれで足りるかどうかです。」
身長目安が書いてないメーカーが結構あることは知っていたけど、どうやらそこも記載していないようだ。
「入荷したばかりでまだ箱から出していない状態なんですが、すぐ組めますので試しにまたがってみませんか?」
と言われたのでお願いすることにしました。
スペシャライズド ロックホッパースポーツ購入
じゃじゃん。
やべえ、かっけえ。
多分ネットでググってた時にスペシャライズドのサイトも見たと思うんだけど、あまり印象に残らず。
でも実物見たらめちゃめちゃかっこよかったです。
SPECIALIZED ROCKHOPPER SPORT(公式サイトに飛びます)
税込68,200円
カラーはダスティーターコイズという、オフホワイトっぽい色です。
やっと公式サイトに出てきましたが、これを購入した時にはネット上には全く情報がありませんでした。
ここの自転車屋さんのブログでこのシリーズが詳しく紹介されています。
サイズもLで問題なく、税込みで6万円台という破格の値段なのにブレーキの線なんかもフレームの中を通るタイプだしパーツもこの価格帯にしては良いものが使われているらしい。
日本ではロードバイクやクロスバイクに比べマウンテンバイクの人気が今ひとつなので、火付け役として利益度外視でこれを出したんじゃないかと言ってました。
今回(2020年4月)に発売されたこのシリーズは全部で3種類あって、
1番上のロックホッパーエキスパートは10万円を超えるので却下、
中間のロックホッパーコンプは8万円台なので予算内っちゃ予算内だしこれのターマックブラックってカラーがめちゃめちゃかっこよくて悩みました。
ただ、今回は釣り用途で買うわけだし、万が一本格的にチャリにのめり込んだらもっといいのが欲しくなるだろうし、一番下のやつでも不満が全くなかったのでロックホッパースポーツに決めました。
感想
スペシャライズドは調べれば調べるほど良いメーカーだということがわかった。
通販(公式オンラインストア)もあるが、直接ユーザーに送るわけではなく必ず最寄りの店舗で整備をさせてから店頭で受け渡しをするらしい。
取扱店には毎年講習を受けさせて、「スペシャライズドの自転車はどこでどのように購入しても絶対に万全の状態」を作っている。
札幌じてんしゃ本舗も良いお店です。
売っているのは高い自転車が多いが、安い自転車購入の相談でも親身になって聞いてくれるしママチャリや子供用自転車の整備もやっていた。
サバサバっとした店主、声のでかい若いスタッフ、どちらもいい人だと思う。
客が多いのは安心できるポイントである反面、ちょっとした相談でもかなり待たされる場合もある。
先週末に子供達と川の堤防を10キロほど走ってみたら背中がひどい筋肉痛になった。
運動不足のせいなのか、自転車のセッティングの問題なのかわからないけどハンドルがもうちょっと近かったら楽なのにという感じがするので後日お店で相談してこよう。
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