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2022年12月 10キロ縦型洗濯機の比較とおすすめ

2022年12月 10キロ縦型洗濯機の比較とおすすめ

約8年使ったシャープの縦型洗濯機(8kg)から異音がするようになったので買い替えることにしました。

毎日洗濯していますが、子供も大きくなり8kgでは入り切らないことも多くなってきたので今回は10kgで探します。

 

本命4社 性能比較表

パナソニック 日立 東芝 シャープ
形式 NA-FA10K1 BW-X100H AW-10DP2 ES-GV10G
容量 10kg 10kg 10kg 10kg
水量 110L 103L 119L 102L
水位(自動) 29~55L 5段 22~72L 5段 19~67L 18~53L 無段
水位(手動) 22~63L 6段 12~53L 9段
重量 45kg 42kg 48kg 38kg
騒音(洗濯/脱水) 32/39 32/38 29/37 38/38
消費電力 385W 260W 750W 380W
電力量 60Wh 61Wh 75Wh 98Wh
洗濯時間 39分 35分 35分 45分
最安値 108,800円 119,500円 108,530円 97,578円

※最安値は記事書いた日現在のものです。
※水位に関しては公式サイトのスペックと取説に書いてあるスペックが違っているものがあったりで自信のない部分もあるので参考程度にしてください。

 

比較ポイント①節水

カタログ上の標準使用水量を比較すると、

シャープ≦日立<<<パナソニック<<<<東芝

こんな感じ。

最も少ないシャープと最も多い東芝の差は約17リットル。

水道料金の計算は複雑なので一概にいくらとは言えないのですが、毎日洗濯したとしても年間で数千円位の差になると予想。

月々だと数百円。

誤差っちゃ誤差だけど塵も積もればって考え方もある。

 

比較ポイント②水位

今までシャープを使ってたので最低水位12リットルとかが普通だと思ってたんだけど、他は意外と多くて東芝が19リットル、日立とパナは22リットルでした。

洗車で拭き上げに使った雑巾3枚だけ洗いたいとか、バスマット1枚だけ洗いたいなんて時も無駄に水も洗剤も多く使うことになります。

シャープは洗濯槽に穴が空いていない独自の構造なので少ない水位での洗濯ができるようですが、その構造ゆえに脱水が弱いというデメリットもあります。

 

比較ポイント③騒音

静粛性重視なら東芝一択ですが、安物の洗濯機と比較したらこの4種はどれも静かだと感じると思います。

 

比較ポイント④消費電力・電力量

パナ≒日立<<東芝<<シャープ

 

比較ポイント⑤洗濯時間

日立=東芝<パナソニック<<シャープ

 

上位機種 各社特徴

おしゃれ着洗いが得意なパナソニック

パナソニックはおしゃれ着洗いが得意というのはケーズデンキのお姉さんから聞きました。

今回購入したのはこの洗濯機です。

この機種は初期ロットに水漏れのリコールがあったので悪い商品レビューがありますが、世代(型式)による当たり外れが多い日立や東芝と比較してパナソニックはどの世代もクチコミ点数が良いのが決め手となりました。

 

洗浄力の高い日立

ビートウォッシュ!

ナイアガラビート洗浄という衣類同士を擦り合わせる洗い方で洗浄力が非常に高いのですが、衣類が痛むのは早いようで耐えられずに早々に買い替えたというクチコミもちらほら。

 

静粛性の東芝

繊維の隙間より小さいナノサイズの泡が洗浄効果を高める抗菌ウルトラファインバブル洗浄W搭載、東芝ザブーンでございます。

パナかこれでかなり悩みました。

基本性能は悪くないのですが、初期不良が多かったり故障した際のメーカー対応が残念だったりというレビューがいくつか目についたのでやめておきました。

 

独自の穴なし槽 シャープ

独自の穴なし槽で最高水準の節水、少ない量(少ない水位)の洗濯が可能です。

脱水が弱いと言われていますが、シャープからパナソニックに買い替えて実際に使ってみたらマジで全然違いました。

シャープは洗濯終わって衣類を出したら全部ダンゴになって固まって出てくるんですよ。ベチャッとした感じの。

パナは洗濯直後でも衣類がバラけてフワサラな状態で出てきます。

洗濯物は外で干すから多少脱水が弱くても問題ないって人にはおすすめできますが、部屋干しが多い、生乾きのニオイが気になるという方にはおすすめしません。

 

安い洗濯機 比較表

10キロの縦型洗濯機で探していると7万円前後の格安な洗濯機がいくつか出てきます。

 

パナソニック 東芝 アイリスオーヤマ ハイセンス
形式 NA-FA10K1 AW-10M7 KAW-100B HW-DG10A
容量 10kg 10kg 10kg 10kg
水量 110L 138L 125L 130L
水位(自動) 29~55L 5段 48~72L 3段 28~72L 4段 30~70L 4段
水位(手動) 22~63L 6段 28L 23~70L 8段
重量 45kg 42kg 42kg 42kg
騒音(洗濯/脱水) 32/39 38/52 35/44 44/45
消費電力 385W 390/460W 420W 400W
電力量 60Wh 121/132Wh 不明 85Wh
洗濯時間 39分 53分 52分 44分
最安値 108,800円 59,800円 69,800円 79,800円

一覧表にしてみました。

左から、参考用にハイスペック機からパナソニック、縦型10キロの中で最も売れてる東芝の激安洗濯機、最近洗濯機業界でがんばっているアイリスオーヤマ、中華メーカーハイセンスです。

 

シンプルイズベストな東芝

東芝のAW-10M7は発売日が2018年ということで古いモデルになりますが、普通に洗うだけなら十分なスペックということで10キロ縦型洗濯機の中で最も売れているモデルです。

デメリットは、

・インバーターモーター非搭載のため爆音(特に脱水)。

・一番水使う。最も電気食う。時間もかかる。エコ性能皆無。

・水位の選択肢少なすぎ(特に手動は28Lだけとか)。

・洗剤の自動投入なしは今時めずらしい。

といろいろありますが、説明書を読まなくても直感的に使えるシンプルさと安さで一番売れている洗濯機です。

 

詰めの甘いアイリスオーヤマ

いろいろがんばってるアイリスオーヤマ。

ついに大型家電にも参入してきたようです。

スペックだけ見ると悪くなさそうな印象ですが、説明書を見て気になったのが洗剤・柔軟剤の自動投入機能について。

洗剤や柔軟剤は商品によって濃度が全然違うので(薄いのと濃いのだと3倍位違う)投入量を最適化するために水量30Lに対しどのくらい入れれば丁度いいかを設定する機能があるのですがこの機種はないんですよ。

使う洗剤がアリエール、ボールドとかだと適量で使える。

スーパーナノックス、アタックゼロのような濃縮コンパクト洗剤だと適量の約2.5倍が投入されます。

多め、少なめってのは選べるけど少なめに設定したところで濃縮系だと適量の2倍位入っちゃうというお馬鹿仕様。

自動投入機能は付いているけど使わない or 自動投入機能に適した濃度の洗剤と柔軟剤しか使わないという方なら問題ないのですが、こういう詰めの甘さというかこんな仕様でOK出して製品化しちゃうような会社が作った洗濯機って思うと私はちょっと無理かな。

 

意外と良い ハイセンス

なんだ中華かよって思う方いるかもしれませんが、東芝もシャープも既にあちら傘下のメーカーだしパナ日立も一部のモデルを除きほぼほぼ中国製なので気にする必要もないのかな?という気もします。

インバーター制御で振動が少なく音も静かとのことですが、カタログ上の洗濯時の騒音はワースト1です(でも脱水は東芝より静か)。

水位の自由度が高く洗濯時間も短く、洗剤柔軟剤の濃度設定もちゃんとできる。

デザインも良い(主観)。マジハイセンス。

出費を抑えたくてどうしても廉価機種の中から選ぶってなったらこれを買っていたような気がします。

 

高さに注意

大型の洗濯機へ買い替えるにあたり幅と奥行きはちゃんと確認してから購入したのですが、高さの確認を忘れていました。

 

撮影アングルが悪くて分かりづらいですが、蛇口がぶつかってしまって予定の位置に収まらず洗濯機が手前に出っ張ってしまいました。

8キロから10キロにサイズアップしたせいか!と思ったのですが、元々使っていたシャープは背が低いらしく8キロも10キロも全高960mm。

購入したパナソニックは1053mm。

日立1050mm。

東芝986mm。

東芝の安い方1052mm。

アイリスオーヤマ1003mm。

ハイセンス1050mm。

こんな感じで機種により様々でした。

 

無駄に手前に出っ張った蛇口をスリムなタイプに交換するという手もありますが、ホームセンターに買いに行ったら8,000円とかしてびっくり。

こんなやつ。

 

これだと値段もそれほど高くないし、万が一ホースが外れた際に止水する機能もあり、見た目もスッキリするので気になっています。

 

うちの場合多少出っ張っても支障がない位のスペースを確保できているのでとりあえずそのままにしてありますが、新しい洗濯機が届いたのに蛇口との干渉で設置ができない!なんてこともありえますので事前にチェックしておいた方が良いポイントです。

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