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エスティマのATF交換、オイルパン外して清掃、ストレーナー交換やってみた感想

エスティマのATF交換

多走行(もうちょいで13万キロ)のエスティマ(GSR55W 6AT)のATF交換、やっちゃっていいの?と悩み、

下見(予習)のつもりが1回だけ下抜き交換して、

今回ついに!本番です。

 

手順と注意点

まずフロントをジャッキアップしてリジットラック(ウマ)を掛け、安全に車の下に潜れるよう準備します。

ミッションのドレンボルトを外しATFを抜きます。

ドレンボルトを外した穴の中にオーバーフローチューブがあるのでそれも外します。

赤いのがオーバーフローチューブです。

ドレンボルトと同じサイズのヘックスで外れるはずなのですが全く入らず、先が丸くなっている六角レンチでだましだまし外しました。

 

オイルパンの回りにグルっとある10ミリのボルトを外していきます。

液状ガスケットではなく挟むタイプのガスケットのため、くっつきはなく簡単に外れました。

 

オイルパンが外れた状態。

配線やコネクタがオイルの中に浸かっているのってなんか不思議。

 

外したオイルパンとガスケット。

オイルパン内部は思ってたほど汚れていないし、磁石の鉄粉もほどほどでした。

 

次にストレーナーを外します。

10mmのボルト2本で留まっています。

どのボルトかわからなかったら新品のストレーナーを見ればわかります。

 

外したストレーナーです。

 

中は真っ黒です。

 

 

ストレーナーを外した状態。

YouTubeで見たやつではここにパーツクリーナーをガンガンぶっかけて清掃していたので真似てみたけどやっていいのか悪いのかは謎です。

 

 

ここからは戻しの手順。

まずはストレーナーを取り付けます。

 

新品のストレーナー。

 

ストレーナー品番。

 

まずストレーナーにOリングを付けてオイルを塗っておきます(中から垂れてくるATFでOK)。

ストレーナーのボルトの締め付けトルクは不明。

めっちゃ調べたけどわからなかったけど、恐らく7~10N位の間ではないかと予想し一応トルクレンチを使って10Nで締めました。

良い子はちゃんとディーラーで聞いてね。

 

次はオイルパン。

オーバーフローチューブがない状態でもドレンのとこ結構高くなってるのでチューブを外しても1リットルくらい残りそうな構造です。

ヘドロ状のスラッジの付着はほとんどなく、パーツクリーナーとショップタオル2枚でピッカピカになりました。

この画像を見て「おいおい、これで大丈夫なのか?」と気付ける人は優秀です。

 

ガスケットは新品に交換します。

ボルトを締める順番があるとかないとかで、よくわからなかったけどググって出てきた絵を参考に、対角対角を意識しながら締めました。

こちらの締付けトルクも不明ですが、恐らくこのくらいだろうと予想し10Nで締めました。

良い子はディーラー(略

 

ドレンはガスケットだけじゃなくボルトも新品交換しました。

オーバフローチューブは通販では見つけられず(CVT用のはあったけどAT用より長いっぽい)、ディーラーいくのが面倒だったので再利用しました。

 

オイルパンを戻してから忘れ物に気付く

オイルパンを戻し終わったら後はオイルを入れるだけなので、ほぼ終わった感が漂った頃にあるものが目に留まりました。

マグネットが。。

マグネット入れ忘れとるやんけ。

(´Д`)

 

もう1回オイルパンを外さなければならないのは自分が悪いのでしょうがないんだけど、数分とはいえ一度本締めしたガスケットを再利用して大丈夫なんだろうか?

と悩んだところで新品のガスケットは1個しか用意してないのでそのまま使いました。

大丈夫だと思うんだけど、後で漏れたら追記します。

 

抜けたオイルの量

前回抜いた時と全く変わらなく見える真っ黒具合です。

ドレンのオーバーフローチューブも外した時に抜けたATFの量は約1.7リットルでした。

今回更にオイルパンも外して、ストレーナーの中からも結構出たのでそれらを全部集めて計量してみた結果、2.8リットルありました。

いずれも完全に冷えてる状態の量なので温まっていたらもっと増えると思います。

 

正しいオイル量調整と横着調整

ATF量の調整方法(みんカラに飛びます)

正しいオイル量調整方法は上記サイトを参照ください。

 

今回で2度目のATF交換です。

まだ1度も正しい方法でのオイル量調整はしておらず、抜いた量を計って同量のATFを入れるという横着調整をしています。

ただこれには条件があって、

①交換前のATFが正しい量になっているという前提

②冷えた状態のATFを抜いている

最初の量に関しては前回自分でやった場合以外はどうなっているかわかりません。前回ディーラーでやってもらったからと言っても正しい量になってるとは限らないということを身を持って経験した過去があります。

2番目の冷えた状態のというのは、ATFはあたたまると膨張して体積が増えるので高温のATFを1L抜いたとしたら高温のATFを1L入れないと量がピッタリ合いません。

入れるATFを温めるというのは現実的ではないので、温まる前の冷えた状態でATFを抜いて計量し、同量のATFを入れるのがいいと思います。

私もあと1~2回交換してみて、こんなもんかなと満足した時点で正規の調整方法で最終確認しようと思っています。

 

感想

交換後100キロ位走りましたが今のところ不具合もなく順調です。

作業自体はそれほど難しくありませんが、

「最悪このまま不動でミッションアッセン交換になったら30万円~コース」

というのが常に脳裏によぎるため精神的な疲労感が強めです。

 

オイルパンにへばりつくようなヘドロ状のスラッジがたっぷりある予想だったのにほとんどなくて拍子抜けした反面、砂粒くらいの鉄粉?鉄屑?は結構出ました。

 

こういうの。

前回下抜きした時も多少出たけど今回の方が多かったです。

オイルパンに溜まってるこういうのがATF交換することにより巻き上げられてそれがミッション内部に~

でもトルコン太郎ならフィルターで濾しながら交換するので大丈夫!

みたいなのよく見るけど、オイルパンの中のゴミはミッションに行く前にストーレーナーのフィルターを通るんだからそもそもミッションの方に行くことなんてないんじゃないの?

と素人ながらに思うわけですが、専門的なことはわからないのでこれ以上の言及は避けます。

 

使用したATFはワコーズのプレミアムスペックです。

今回オイルパンを開けてみて、こんなに綺麗だったらミッション内部もそれほど汚れていなさそうな気がするので、次回は連続で見た目にATFが綺麗になるまで交換してみようと思います。

 

使用した(交換した)純正パーツ

【注意!】

ネットで調べた情報を元に自己責任でネット購入し使用しました。

問題なく使用できましたが間違ってる可能性もありますので心配な方はディーラーで確認、購入することをおすすめします。

 

純正品番  35168-33080

ATミッションオイルパンガスケット

 

純正品番 35330-48020

ストレーナー

 

純正品番 90301-27010

ミッション本体とストレーナーの接合部に付けるOリング

※見た感じのサイズ感は外した物と同じで取り付けも問題ありませんでしたが違う可能性あり。

 

純正品番 90341-12034

ドレンプラグ?ドレンボルト?正式名称はドレンコックっていうらしい。

 

純正品番 90430-12008

ドレンパッキン(ガスケット)

※厚みと内径は外した物と同じでしたが外形はほんのちょっと小さかったです。

 

 

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エスティマDIYいろいろやってますので見てやってくださいm(_ _)m

 

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