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【アキアジ】鮭釣り用(ウキルアー)のタコベイトフックを自作してみる

【アキアジ】久しぶりに鮭釣りしてみようかなと

中学生の頃オホーツク方面に住んでいたため、夢中になってアキアジ釣り(ブッコミやウキフカセ)をした記憶がありますが、大人になってからはあの激混みの中に入っていく気になれなくてほとんどやっていませんでした。

1回だけ意を決してタックルを揃えたことがあるのですが、これ安いし軽いし良さそうだよ!と購入したテイルウォークの銀聖130Hとかっていうロッド(初期のやつ)、これがデビュー戦の10投目くらいでキャスト折れ(´Д`)

一応メーカーに送ってみるも、予定通り「異常なし」との返答。

そりゃそうだ、問題があるのは商品自体じゃない、設計だ。

こんなに長くて重いのも投げれる表記なのに自重は軽いというのはどういうことなのか、当時の自分にはわかりませんでした。

 

そんなことがあったのでせっかく上がった重い腰がまた10年ほど沈んでしまったのですが、混んでないところで鮭釣りできるよというお誘いをもらい(やっちゃダメな場所ではないですよ)、去年1回行ってハマってしまったので今年は道具を作ったり揃えたりしながらがんばろうと思います。

 

ウキルアー用のタコベイトフックを自作する

ロッドは借りた。リールは手持ちのツインパワー4000番を使った。

ルアー(スプーン)はある程度持っていた。

タコベイト(フック)は市販のものを買ったんだけど、

 

こういうやつね。

ヤマシタ(ヤマリア)だとタコベー。

がまかつだとサーモンリグ。

ダイワだとアキアジクルセイダー替えフック。

ハヤブサだとアキアジルアー用替鈎。

って感じで各社販売してるんだけど、これが1個400~500円前後となかなかのお値段です。

 

1個や2個でいいならこういうのでいいんだけど、ルアーチェンジする度にフック付け替えるのもめんどくさいし、フックは消耗品なのでダメになったら新しいのに交換したい。

たくさん必要ならパーツを買ってきて自分で作った方が安上がりなので、時間があるうちに作っておこうと思います。

 

使用する材料

針(フック)

ブッコミだとかなり大きい針を使いますが、リサーチした結果ウキルアーやふかせ釣りの場合フックはあまり大きくない方が良さそうなので18号くらいのものを使用します。アキアジ専用みたいなのが手に入らないならふかせ針の18号とかでも大丈夫です。

 

今回は管付きの剛力鮭鱒(がまかつ)3/0を使用します。

 

タコベイト

ウキルアーだと2号のタコベイトが一般的のようですが、私は1.5号を使います。

鮭のことならこの人に聞けば間違いない!という超エキスパートな知人が2人いるのですが、2人とも「タコベは1.5号一択」と言っていたのでそれを信じています。

 

色は赤、ピンク、黒、なんかを良く見かけますが、何色が正解かはその時の状況によると思います。

 

金ちゃんスカート

いろんなカラーがあるけど、市販のタコベイトフックに使われているのはこのカラーが多い気がします。

金ちゃんスカートやティンセルなんてなくてもいいよって言う人もいるけど、私はあった方がいいような気がする派です。

ローリングスイベル

サイズは4号を使います。

自分が使いやすいサイズでかまいませんが、あまり大きすぎると重たくなりますし、小さすぎるとスプリットリングが通らなくなります。鮭スプーンのリングは大きいので。。

 

PEライン

スイベルとフックを結ぶPEラインラインです。8~12号くらいあれば十分かと思います。

タコベイトフックの作り方

目指すものはエサが下に来るタイプ

こちらはダイワのアキアジクルセイダー替えフックの1本針タイプ。

タコベイトの横にエサが付くような格好になるのがなんかちょっと嫌です。

 

これは、、ヤマシタのかな?1.5号のタコベイトに2本針のタイプです。

針は1本でも2本でもいいんだけど、このようにタコベの足の下にエサが付くようなのが好き。

ということで、こんな感じのバランスのを目指して作ります。

 

市販の完成品を分解してみる

ヤマシタ(ヤマリア)のタコベイトフックの完成品、その名も「タコベー」です。

 

タコベイトを外して金ちゃんスカートを剥がしてみると、、

 

ちょっと見づらいですが、針の結び方は「内掛け結び」、スイベルとの結束は「ハーフヒッチを交互に6回」でした。

これを参考にしようと思います。

 

フックを結ぶ

PEラインをフックの管に通します。

 

内掛け結びで結束します。今回は管付きフックなので糸が針の背中側に来るようになってますが、管付きじゃない普通のフックを使う場合は糸が内側に来るように結んでください。

 

きっちり締まるようにPEラインの先端(カットする方)をペンチ等で挟んでギューっと締めます。

 

PEラインの不要な部分のカットにはこれを使います。ターボライターなのですが必要な部分には火がいかないようになっているので大変便利です。

 

ちょっとわかりづらいですが、切った先端が熱で溶けて玉になるのでスッポ抜けの防止になります。

 

パターン1 中にイカナゴオーロラ

1発目は赤とかピンクとか無難な色にしておけばいいのに、いきなり変化球的な黄色系のタコベイト(1.5号)を使います。

 

タコベイトの中に細いタコベイト、イカナゴオーロラ1.5号を入れてみます。

並べてみてPEラインの長さの調整をします。

 

こんなもんかな?

 

先にイカナゴオーロラを通してからハーフヒッチを交互に6回すると、

 

結び目はこんな感じになります。

 

先ほどのラインカッターで不要な部分をカットして、

 

タコベイトをかぶせたら完成!

なんかちょっとバランス悪いな。中のイカベーの足が出すぎかも。ということで後で調整しました。

 

もういっちょ!今度はヨーズリのジャバラのタコベーを使います。

 

イカナゴオーロラは後からでも通すことができました。

 

もうちょっと中のやつの足出ても良くね?

 

ということでちょっとズラす!

 

完成!

 

パターン2 中に金チャンスカート

中身の作り方は先程と同じです。間のPEラインの長さは私の材料だと1センチくらいがちょうどいいみたい。

 

金チャンスカートをスイベルに1周巻いてみて、その幅でカットします。

 

金チャンスカートには両面テープがついてますので、それでグルっと貼り付けて、

 

タコベイトを被せたら完成!

売ってるやつみたいじゃないか!と思いつつも、細かいこと言うと中のPEラインあと2ミリくらい短くても良かったかなと思ったり。

 

パターン3 よくばりタコベイト

察しのいい人は気付いてるかと思いますが、パターン1と2のミックスバージョンです。

 

タコベイトは黒に夜光ライン。

イカナゴオーロラはこれ1色しか持ってないのですが、恵庭のヤマト釣具のオリジナルカラーYMT3(蛍光赤)です。

 

イカベー(っていうのかわからんけど)つけて、金チャン巻いて、

 

タコベかぶせて完成です!

ボリューム満点で赤のチラリズムがいい感じだ。

 

あまり難しく考えず楽しむのがいいと思う

とりあえず4個作ってみました。

タコベイトのサイズ、色、フックの位置、中に何を入れるのがいいのか、もしかするとシンプルにタコベだけの方がいい場合もあるのかもしれない。

とか考え出すとキリがないので、あれこれ考えつつも考えすぎないで楽しく作るのがいいと思います。

 

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